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果実を包む、日本の伝統工芸

  • 執筆者の写真: Ayako Hirano
    Ayako Hirano
  • 10月1日
  • 読了時間: 1分

晴富の果物は、ただ味わうだけでなく、季節や文化を伝える“贈り物”でありたい。

その想いから、私たちは果物を包む“箱”にも特別なこだわりを込めています。


晴富のフルーツを収めるのは、日本の伝統工芸「桐箱」


古くから茶道具や高級着物、貴重な文書を守るために用いられてきた桐箱は、湿度を調整し、中身を美しく保つ優れた機能を持っています。

この木箱を手掛けてくださっているのは、創業百余年を誇る箱の専門工場。熟練の職人が、一枚一枚の木目を見極め、角の処理や合わせ目まで丁寧に仕上げています。機械では表現できない“余白の美”と“温もり”は、まさに日本の手仕事ならでは。


箱の上に重ねる掛け紙には、花や果実を描いた絵画をあしらい、四季折々の美を表現しました。華やかな彩りに包まれた果物は、まるで工芸品のように輝き、蓋を開ける瞬間を一層特別なものにしてくれます。


果物の甘さと瑞々しさを、伝統の桐箱が優しく守る。

そこには「贈る心を大切にする」という、日本人が古くから育んできた美意識が息づいています。


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晴富は、果実と工芸を重ね合わせることで、贈り物を“文化”へと昇華させたいと考えています。


どうぞ木箱を手に取り、果物とともに受け継がれてきた日本の美を感じていただければ幸いです。

 
 
 

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