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立派な果実は、大きな木、大きな枝、みずみずしい葉、力強い根から生まれる。

 あたご梨の魅力は、その驚くばかりの大きさだけでなく、豊かな香りとジューシーでコクのある果汁にあります。あたご梨栽培農家の名匠は、そのあたご梨の魅力を最大に引き出す土壌を作るために、有機質肥料と減農薬・草生栽培にこだわっています。

 名匠は、芳醇な土壌を作るために数種類の有機質肥料をブレンドします。その内容はといえば、「鰹の魚粉・カニ殻・エビ殻」などの海産物をはじめ、海草昆布、動物の肉、「米ぬか・大豆粕・薬草」などの植物成分、天然リン酸肥料、漢方、木酢・竹炭など、我々の想像をはるかに超えるほど多岐にわたるものです。長年の研究から、それぞれが持っているアミノ酸の特性を考慮して、レシピを調整することによって、品格のある味を実現することができるのです。これらによって芳醇な土壌を作り上げることによって、健全な根を作り、そこから質の良い枝作りへとつなげ、効率・耐病性の高い葉作りを実現し、高品質な果物へと連携されていくのです。

 さらに名匠は、安全な果物作りのために減農薬、草生栽培に取組んでいます。害虫も数匹では間題になりませんが、数千匹に増えると大きな問題となります。つまり害虫を無くすことよりも、増えない環境を作ることが大切なのです。特定の害虫が大発生するということは、果樹園の中の生態系が崩れているということです。生態系を高レベルで維持していくために、名匠の果樹園では、白生の草を中心に特定の害虫が嫌う香草を生やしています。それに加え、捕虫機・防蛾灯・防鳥網なども併用し、また手間を掛けて、果実に二重袋を掛けて、病害虫に加害されないようにして、生産性と安全性を高めています。名匠いわく。「虫には虫の、鳥には鳥の取り分がある。天地の恵みは人間だけの物ではない。有概肥料を使っての栽培の極意は共生と調和」とのこと。

 こうして、名匠ならではのまろやかなコクがあるあたご梨が誕生したのです。

晴富では、味、食感、品質、安全性、そのすべてにおいて、皆さまに自信を持っておすすめできるあたご梨をお届けします。

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